はじめに
「10キロやせて永久にキープする方法」という本を読んだ。
ダイエット本はいくつか読んだけど、
お医者さんやプロのジムトレーナーさんが書いたものも新しい知識が身についてよいものだが、
この本のように、ダイエットのど素人さんが実際にやせた経緯をドキュメンタリー的に書かれた本もリアルでためになる。
この本はタイトルの通り、リバウンドしないダイエット方法を紹介している。
ダイエットの辛さというのはダイエット未経験者でも理解できるハズ。
がんばってやせたところで、その辛さをこれから一生かけて継続していかないと考えると
「じゃあダイエットなんてしない」
と考えてしまうのも無理はない。
だけどこの本はそのがんばらない理由の一つを打ち消してくれる。
この本のマネをすれば
やせた状態を永久にキープすることができる
実際に3ヶ月間で15kgのダイエットを経験したぼくもこの本を最後まで読んで納得した。
間違いないと保証できる。
この本を紹介することで、ダイエットをがんばろうとしているあなたの背中を押すことができればと思っている。
ダイエットとは?
そもそもダイエットとは?
どうやったらやせることができるの?
その答えは一つ。これはたぶんどのダイエット本でも同じことが書いてある。
摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくする
これだけ。
世に出ているあらゆる「○○ダイエット」というのはこのメソッド(やり方)探しなのだ。
ダイエットは生活習慣だ。
そう考えると、100通り、1億通り、いや無数の「やせる生活習慣」があるハズ。
だから自分に合った生活習慣(ダイエット)を見つけることができればやせた状態を永久キープできることができる。
このあったり前の結論の見つけ方がこの本の中身。
次から本題に入っていく。
やせた状態を永久キープする方法
ポイントは3つ
1.しっかり準備をする
2.自分に合った生活習慣(ダイエット)を見つける
3.長期間かけて実行する
結論としては恐ろしいほど地味・・・。
まあどんなダイエット方法であろうが、一番最初にするべきことは
楽してやせることなんて無理
という事実に気づくこと
という訳で詳しく解説していく。
1.しっかり準備をする
ダイエットを始める前にするべきことが3つ。
①現状分析
なぜ自分はデブになったのか?
ここと向き合うことがダイエットのはじめの1歩。
これはぼくも考えたことがなかった。
そういえば振り返ってみると、ぼくだって最初からデブだった訳ではない。
何十年前の記憶だけど、小学生時代はけっこうガリガリだったハズ。
たしか小学生高学年くらいから漫画の影響(たぶん「1・2の三四郎」)の影響で
「強くなりたい」
って思い始めて食べるようになった。
当時から剣道やってたんで、運動は毎日厳しい練習でしてた。
高校の時は部活で筋トレもしてたんで結構「いい体」になった。
ジャッキー・チェンも好きやったなあ
大学生になって一人暮らしを始めたのが「デブの始まり」だったように思う。
お菓子、ジャンクフードづけで運動習慣もなくなった。
基本野菜嫌いなんで、肉ばっかり食ってた。
社会人になる頃にはもう完成形だったような気がする・・・
ここから見えてくることは
デブになった要因は明らかに食生活の乱れと運動不足
まあ最初からわかっていたこととはいえ、こうして歴史をたどってみると
これからするべきこと(アクションプラン)
がより明確になる。
大切なのはこれらを頭の中で完結させずに
文字に書き起こすこと(アウトプット)
じつはこれこそがこの本の最も重要な肝。
デジタルでもアナログでもどちらでもいい。
一度頭の中から外に出して「見える化」すること。
これは②③でも同じ。
面倒くさがらずにこれができるかどうかが成功の鍵となる。
話はそれるけど、ぼくは現在ブログを書いている。
文章を書くことが苦手なのと、とにかく集中力がないのが原因でなかなか毎日続けるのが難しかった。
これを現状分析をして、
カフェや図書館に通うことで集中力を維持させる
というアクションプランをつくり、実行している。
書き出すと思考が整理され、頭の中だけではでてこない思いもよらぬアイディアが浮かぶこともある、ということをぼくも学んだ。
②目標を立てる
この本では目標は
ただの目安
という考え方。
ダイエットは目標達成のためにする努力
ではなく
ただの生活習慣だからだ。
決めるべきことは
- なりたい自分
- 目標体重の目安
- 期間設定の目安
当然これも必ず書き出すこと
例えばぼくの場合、「なりたい自分」というのは
みっともなくない身体
別になか⚪︎まきん⚪︎君さんのように美しい肉体を目指しているわけでもない。
こだわりすぎはしんどいし、たまにはハメを外したい。
「目標体重」は
自分の標準体重(身長×身長×22)
1.67×1.67×22=61.4kg
プラス3kgまでなら許容範囲内。
ってところ。
「期間設定」はできるだけ長い方がよい、らしい。
「目標」と「無理なく続けられる生活習慣」を矛盾なくすり合わせるために、短期間で結果を出すことはかえってよくない。
なるほど・・・
③アクションプランをつくる
これはできそうなこと全て、できるだけ多くをまず書き出すこと。
摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やすことならなんでもいい。
山﨑さんの例を全て書いてみる。
- 毎日体重を測り記録
- 毎日体脂肪率を測り記録
- カロリー計算をする
- 1日1600〜1800キロカロリー摂取を目標にする
- ご飯は1食につき120g(202キロカロリー)
- 20回以上噛む
- お腹が空いたら歯磨きをして空腹を紛らわす
- 間食をしそうになったらスクワット10回
- アロマを焚いて食欲をまぎらわす
- 毎晩ウォーキング
- エクササイズDVDで運動(30分)
当然全部できた訳ではなかったそう・・・(笑)
大事なことは
まずやってみること
⚪︎✖︎日誌をつけること
できたかできなかったかよりも記録をつけることが優先。
その中で取捨選択し、続けることを確定する。
これはぼくも経験済みだけど
自分ができることとできないことは
実際にやってみないとわからない
「これは続くだろう」
そう思っていたことができなかったり、
「これは無理だろうな・・・」
と思っていたことが3年経った今でも続いていたり・・・
ちなみに今でも継続している生活習慣は
- 筋トレ
- 夜は食べない(1日2食)
- 読書
- コンビニには近づかない
- オートミールとプロテインの摂取
自分意外と根性あるやん・・・て思た
おわりに
結局やせるかやせないかなんて
やるかやらないか
だけの問題。
消費カロリー>摂取カロリー
の状態にすればいいだけなんで
自分に合ったやり方を探すヒマがあったら
今知ったやり方を今試す
これが一番早い。
3ヶ月後でも2年後でもどっちでもいいけど
未来のやせた自分を妄想してみてほしい。
あんなこともこんなこともできるようになる・・・
それを現実にできるかどうかは
今のあなたの決断にかかっている。
がんばって!!!
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