はじめに
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を読んだ。
人生何かしら悩みがある人がまず最初に読むべき本
これが感想。
生きていて悩みがない人なんていないと思う。
けどその悩みを解決しないまま妥協して生きている人が大半なのではないか？
なぜか？
それは解決する方法を知らないか、知っていても「できない」と諦めているかのどちらかではないか。
その解決方法こそがあなたのやりたいことであり、それを見つけてくれるのがこの本だ。
ぼくがこの本を読んで見つけることができた「やりたいこと」を紹介することであなたが今やりたいことが
この本を読むこと
になってもらえるように。
やりたいことを見つけるために取り除くべき間違い
この本の目的は読者に
「やりたいこと」を見つけてもらうこと
そのためにまず「やりたいこと」探しに対する間違いを正す必要がある。
本書に書かれた５つの間違いのうち、ぼくが「なるほどー」と思った２つを紹介する。
間違い① 「一生続けられること」でなければいけない
「やりたいこと」は一生ものではない。
むしろ１つの「やりたいこと」に固執することはリスクである、とこの本では言い切っている。
「やりたいこと」は一度決めたら一生貫き通さなければならない、
と意気込む必要はない。
「やりたいこと」はただ単に
今一番「やりたいこと」
で構わない、そうだ。
たとえ「やりたいこと」に取り組んでいる途中で別の「やりたいこと」が見つかったら乗り換えればよいと。
それまで前の「やりたいこと」に取り組む中で学んだことは次の「やりたいこと」でも必ず役立つ。
要はもっと気楽に考えようってこと。
一番危険なことは
「やりたいこと」が何もなく漫然と毎日を過ごしてしまうこと
これがまずスタート地点に立つために必要な考え方。
間違い② 「やりたいこと」を見つけた時には運命的な感覚がある
「やりたいこと」はどこかに存在しているものではなく
試行錯誤しながら育てていくもの
天から与えられる運命的な「やりたいこと」を探すなんて時間の無駄。
「なんか面白そう」
「ちょっとやってみようかな」
最初はそんな興味レベル。
やって続けて育てていく。
待っているだけでは「やりたいこと」は見つからない、とも言える。
「やりたいこと」を見つけるスタート地点に立ったところで次からが本題。
「やりたいこと」の見つけ方
この本の定義する「やりたいこと」とは
好きなこと×得意なこと×大事なこと
「やりたいこと」探しが迷宮入りしてしまうのは、しっかりと言葉を定義せずに曖昧な言葉で考えようとするから。
この本は「やりたいこと」を３つに分類し、言葉の意味を明確にし、論理的に見つけるべき、と述べている。
さらに見つける順番も大事で
大事なこと→得意なこと→好きなこと
ということなので、一つずつ順番に解説していく。
１．大事なこと
大事なこととは「やりたいこと」のWHY（なぜやるか？）に当たる部分で
人生の方向性を決めるものと言ってもいい。
ここがしっかりと定まらないと「やりたいこと」探しの迷子になってしまう。
この本で大事なことは
「何のために生きるのか」という人生の目的（＝価値観）
とされている。
人生の目的といわれると
「そんなこといきなり決められない・・・」
と尻込みしそうだけど、そんなに構える必要は全然ない。
この本ではその決め方を１つずつステップを踏んで解説してくれているが、ぼくなりの個人的見解をいえば
自分の欲望に忠実に答えればいいだけ
僕の例でいくと
大事なことは３つ
自由・安定・カッコイイ
自由
ぼくは主体性がなく、意見がコロコロ変わる。
隣の芝生が真っ青に見えるタイプやで
しかも飽きっぽい。
つまり「やりたいこと」がポンポン変わり安定しない可能性が非常に高い。
ゆえに必要なのはいつでもなんでも選択肢がある状態
安定
自由奔放なクセに安定も求めている。
いつまでも自由でいたい。今だけでなくこれからも永遠に。
実にワガママ・・・
カッコイイ
ぼくは自分が人からどう見られているかをとても気にする小さい人間だ。
昔から自意識過剰とはよく言われていた。
ほめられたい、羨ましがられたい、怒られたくない、バカにされたくない、
この気持ちが人一倍強い
これがぼくにとって大事なこと。
あらためて書き出すとヒドイ・・・
２．得意なこと
「得意なことなんて持ってない」
そんな声が聞こえてきそう。
でも大丈夫。
得意なことは「やりたいこと」のHOW（どうやってやるか？）
に当たる部分で
人より秀でたものではなく、今から始められること
とされている。
人と比べての優劣は関係ない。
極端にいえば、あなたがもし右利きだったらあなたは
右手を使うことが得意
ということだ。
「大事なこと」で人生の方向性が定まったらやるべきことはだいたい決まってくる。
その方向であなたが今からできることを得意技として駆使すればいい。
ぼくの例でいけば、「自由」と「安定」を求めるのであれば必要なものは
お金
それは明確。
「カッコイイ」を求めるためにまず真っ先にぼくが考えたことは
見た目
浅はか・・・
この２つを満たすことができて今からできること。
そんなの一つしかない。
努力
典型的なB型のぼくは幸い行動力はある。
だけど残念ながら飽きっぽい・・・
継続は苦手分野。
だけどラッキーなことに、ぼくは結構お調子者で「おだてりゃ木に登る」タイプなので
結果がでれば意外と継続できる人だった（マイペースではあるが）。
まあつまり今からできることは全部「得意なこと」とみなしてオッケーってこと。
３．好きなこと
好きなことは「やりたいこと」のWHAT（何をやるか？）に当たる部分で
ずっと成長し続けていけること（＝情熱）
ここまで決まれば特に迷うことはない。
ぼくの好きなことは
節約・投資・副業（「自由」と「安定」に「お金」が必要だから）
ダイエット・筋トレ（「カッコイイ」と他人に思われたいから）
実は今時点で約３年継続している。
他人からは
「よー続くなあ」
って言われる。
何でも飽きっぽい自分でもビックリだったけどよくよく考えたら当たり前。
だって好きなことだから。
おわりに
なんかここまで書いて気づいたけど
この本の紹介というよりただのぼくの自慢話になってしまった。
なので最後の締めはこの本の言葉を借りる。
さっさと「やりたいこと」探しを終わらせてください
「やりたいこと」探しを終わらせると最高の人生がスタートする
これは本当！！！
ちなみにぼくの「やりたいこと」は
ストレスフリーに生きたい
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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