【ミニマリストの始め方】ミニマリストになるために必要な教え 5Sとは?

はじめに

 

ミニマリストとは

必要最低限のもので生活する人

という意味らしい。

この「必要最低限」の基準は人それぞれなので、極端に物が少ない「引越し前の部屋?」って聞きたくなるようなミニマリストさんもいる一方で、SNSで情報発信されている多くのミニマリストさんの部屋はまさに

シンプルイズベスト

な部屋でおうち時間を大切にしたい自分にとって憧れである。

きゅう

アップルストアに行ったことある人ならわかる思うけど、ホンマに無駄がない、というか洗練された、というかとにかくスッキリしとる空間って感じ

そんなミニマリストさんに憧れるミニマリスト(仮)な自分(50歳男)がミニマリストを目指すために必要な考え方

5Sを紹介する。

イングリッシュが入っているのでなんか難しそうな気がするかもだけど、とても簡単でミニマリストを目指す人なら必須の考え方なのでぜひ参考にしてもらいたい。

 

ミニマリストへの道は険しい

 

ミニマリストへの道は険しい。

必要最低限のもので生活するためにまず必要なのは断捨離

ぼくは部屋にあった収納棚を4つか5つくらい粗大ゴミとしてポイした。

当然中身も。

きゅう

たしか車で3往復くらいした記憶あるで

単にスッキリした、ってだけではなく目に見えて部屋が広くなったと実感できたけどやっぱり疲れた。

けどそれで終わりではない。

モノというのは

減らすことには多くの時間・思考・労力が必要だけど、増やすことに必要なのは時間のみ

せっかくがんばって大掃除をしたのに数ヶ月後には元通り、というのを経験した人は多いのではないだろうか?

ダイエットと一緒でミニマリストとは生活習慣なのだ。

生活習慣を変える、ということは容易ではないことは想像できると思う。

5Sとはミニマリストになるための指南書である

5Sを知ればだれでも簡単にミニマリストになれる、という魔法的なものではないけど、わかりやすく短い文でスパッと明文化してくれているので行動に移しやすい。

 

5Sとは?

 

5SとはSからはじまる5つの言葉の総称。

きゅう

3密みたいなもんやね

そもそもは

製造業・サービス業などの職場環境の維持改善で用いられるスローガン

だそうだ(Wikipediaより)。

ぼくはずっとサービス業の仕事をしてたんで、たしか30年くらい前に研修で初めて聞いたと思う。

その5つの言葉とは

整理

整頓

清掃

清潔

しつけ

どれも日常で使われる言葉で初めて聞いたものはないハズ。けどひとつひとつの意味を正確に答えられる人は少ないのではないだろうか?

一つずつ詳しく解説していく。

1.整理

整理とは不要なものを捨てること

要は断捨離のこと。

「捨てる」行為は意外とエネルギーを使う。

確実に必要なもの確実に不要なもの、今部屋にあるものを2つにきれいに分けることは相当困難であることは既にご存知であろう。

この最初の1歩目でつまずく方も多いと思う。

ここでのコツを一つだけ挙げると

モノを捨てるよりもモノを収納しているモノを捨てる

ことを意識すること。

ある程度はモノを捨てることができるハズ。2つ収納棚があったとして、知恵と工夫を振り絞って1つにまとめて空になった収納棚を捨てる。

すると部屋が広くなる。

この達成感が次の捨てる意欲につながる。

自転車で上り坂を登るときに必要なのは最初の勢い

不要なモノを捨てる

ここで勢いをつけることができればあなたはミニマリストに一歩近づくことができる。

2.整頓

整頓とは使いやすく並べて表示をすること

整理が不要なモノを捨てることなのに対し、整頓は必要なモノをマネジメント(管理)する、という意味だ。

少し具体的にいうと

必要なモノがすぐに取り出せるように、置き場所・置き方を決め、表示を確実に行うこと。

きれいな部屋を維持できない人の原因の一つはモノの定位置を確保していないことだ。

使ったモノは元の場所に戻す

これが継続できないのは定位置に問題がある場合が多い。

わかりにくかったり、しまいにくかったり・・・

「後で片付けるからとりあえず置いとこう」

そう思った瞬間からミニマリストへの道は遠ざかる。

あと前述の通り、モノというのは時間の経過とともに増えていく。

そこまで想定した上で定位置を確保することが重要になる。

必要なのは想像力

整理の項で収納棚を捨てるのがいい、と言ったけどここはバランスが大事

なんか難しそうだけど、実際やってみると結構楽しかったりする。

センスも必要になる。

けど大丈夫。

センスとは磨かれていくモノだから

ぼくも整理の段階で

「あれ残しときゃよかったーーーー」

て何度も後悔したけど今ではいい教訓・思い出として笑い話になってる。

 

3.清掃

清掃とはきれいに掃除をしながら合わせて点検すること

要は掃き掃除や拭き掃除のこと。

改めて思うんだけど、掃除って実は結構楽しい

部屋がきれいになったっていう達成感が得られるから。

面倒なのはその準備。

掃き掃除でも拭き掃除でもまず邪魔なモノを片付けることから始めないといけない。

きゅう

料理は好きやけど後片付けがメンドいっていうのと一緒やね

ここで気づいたかもだけど、これこそミニマリストの真骨頂

その面倒な準備をショートカットできるのだ。

「掃除が楽しいってこいつ何言ってんの?アホちゃう?」

もしあなたがそう思ったなら、がんばってミニマリストを目指してみてほしい。

そして頭(こうべ)を垂れてぼくにつくばってほしい。

整理・整頓と段階を踏んできたならこの清掃はなんなくクリアできると思う。

 

4.清潔

清潔とはきれいな状態を維持すること

要はこれまでの整理・整頓・清掃を生活習慣として継続しましょうってこと。

これまでの総復習って感じ。

不要なモノは捨てる、モノの定位置は状況によって微調整する、掃除。

ミニマリストを目指すまでのぼくはそういった習慣がなかったので、年に数回掃除の神様が舞い降りたときに実施していたので、かなり大掛かりなものになっていた。

きゅう

やってる途中で飽きて投げ出すことも多かったで

けど今は毎日は無理だけど、最低でも週一では実施できている。

定期的にしてたらそんな時間も手間も掛からないことを学んだ。

モノが少ないというのも後押ししてくれる。

面倒くさい < きれいな部屋を維持したい

こんな感じになれる。

 

5.しつけ

しつけとはきれいに使うよう習慣づけること

これは自分なりの解釈で2つの意味があると思っている。

1つ目の意味は清潔行動することという意味なのに対し、しつけ仕組みづくりという意味。

これまで説明したことだが、

清掃するために整理整頓をする

整頓するために定位置は余裕をもたせる

など。

もうひとつの意味はしつけという言葉から連想されるように教育だ。

これはぼくのように家族と同居している人に必要なことだ。

ミニマリストは

家族の協力なしには100%あり得ない

これは心得ておいた方がよい。

まず当たり前だけどモノを捨てたり、部屋の模様替えしたりは独断でやってはいけない。

きゅう

ちなみに自分はやらかして怒られたで・・・

事前計画結果報告は必須。

もちろん家族の意見を取り入れることも必須。

家族が過ごしやすい空間をつくることが目的ということを絶対に忘れないように。

特に整頓をした後。

定位置の説明は必ず行うこと。

自分が気をつけていても家族が協力してくれなかったらそこからどんどん崩れていく。

それを家族のせいにしようものなら、あなたが整理される可能性があることを理解すること。

きゅう

ちなみに自分はサラリーマンしてた頃、家事育児はまったくしてなかった分、今は掃除大臣として清掃全般を一手に担っとるで

おわりに

 

いかがだっただろうか?

これからもこのブログでは、人生を50年とそれなりに長生きしてる男がこれまでの経験からあなたの生活に少しでも役立つ情報をお届けしたい、というかできたらいいなあって思ってます。

 

最後まで見てくれてありがとうございました。

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